コンテンツ
JA概要
事業のご案内
 特産品レシピ
リンク集
お問い合わせ
コンテンツ
JA概要
事業のご案内
広報誌
准組合員広報誌
 特産品レシピ
リンク集
お問い合わせ
くらしの活動掲示板
ディスクロージャー誌
JAネットローン
JAネットバンク
ネットバンクにおける取引のご注意!
発見!JAバンクのこと
金融円滑化に向けた取り組み
JAポイントサービス
組合員加入のご案内
出資証券の無証券化について
組合員資格確認のお願い
特別栽培米やましろの恵 ガイドライン表示
サイトマップ
定款
プライバシーポリシー
利益相反管理方針の概要
反社会的勢力基本方針
復興特別所得税の取扱い
苦情処理措置の概要(信用部)
苦情処理措置の概要(共済部)
行動計画
JAバンク相談所
トップページ

Globalsign SSL Site Seal
インターネット標準のSSL
(Secure Socket Layer)
により暗号化されます。

エリアスポットやましろ探訪家庭菜園今月の料理月刊やましろTOPへ
月刊やましろ

 

 
花、発見
 「昨年(平成19年)7月、国交省から請け負った業者が誤って全部刈り取り焼却され、生育が心配されたが、紫のかれんな花が初夏の風にそよぐ姿に関係者は胸をなで下ろしている」という記事が平成20年5月16日の京都新聞に掲載されました。レンリソウです。
 
紹 介
 マメ科の仲間で、草丈50〜80センチ、断面が三角形の茎を持ちます。一見、カラスノエンドウかと見過ごしてしまうのですが、よくよく見ると、鮮やかな青紫の花を付けたスイートピーとでも呼べるような姿で、やせ地に生えます。
 「比翼連理」という言葉があります。二つの羽が一体となって空を飛び、二つの枝が一体となって木目をつけるという「分かれていても一つになる」ということを表す言葉です。主茎からでる小葉がきれいな対生を示し、二つの枝が一体となって見えるので連理(レンリ)の名がついたようです。また、主茎の両側に狭い翼のような突起を持ち、これが手伝って茎が平べったく見えるのですが、この2枚の翼を「比翼」に見立てて、「連理」の名がついたとも言われています。
 1964年に亀岡市で採取されたのを最後に山城地方では絶滅したと考えられていたレンリソウが、草刈り報道を契機として、生き残りが確認されたということになります。
 
環 境
 山城地方に水の恵みを与えてくれる木津川の堤防には、平坦の野草地とは比べものにならないほど多くの種類の植物が生育しています。土地にヒトの手が入ると、土の富栄養化が起こり繁殖力の高い植物がはびこり、草丈の低い仲間の成長を抑え込んでしまうため、植物の種類が急激に減り、植生の単純化が起こります。ところが山城地域を流れる木津川の堤防は昔から草刈りが定期的に行われ、多くの種類の植物の生育環境を守ってきた歴史があります。
 8月も終わりのころ、木津川市山城町付近、木津川の堤防が一面ピンクの花で覆われます。ツルボ(蔓穂)です。ユリ科の仲間で、昔は、飢饉で食べるものが無くなった時、このツルボの球根を砕き、晒して粉にして、「ツルボ餅」で飢えをしのいだ記録も他地域で残っています。救荒植物としてやせ地でも生育できる、今ではあまり目にかかれない植物です。
 同じころ、木津川堤防に生えるヨモギ群落から、ヌーボーと茶色の毛で覆われた房が顔を出します。タヌキマメです。毛むくじゃらの頭から可愛い紫の花をのぞかせる風情は笑いを誘います。これもやせ地でしか生育できない絶滅危惧植物です。
 
今後のつきあい
 「在天願作比翼鳥、在地願為連理枝」、玄宗皇帝と楊貴妃の仲睦まじさを歌った、白居易の長恨歌です。今、庭では、越冬をする宿根スイートピーが淡桃色の可愛い花をつけています。茎が平べったく、小葉がきれいに整って、このスイートピーも連理の枝を連想させます。この容姿から、レンリソウも越冬する宿根であると予想されます。土手面で刈り取られても翌年開花したという新聞記事からも、宿根性のマメ科植物であることは間違いないでしょう。木津川堤防の草刈りを定期的に行うことで、土手野焼きは避けなければなりませんが、河川堤の景観を保ち、多くの植物の種類を維持することができます。これが絶滅を救う唯一のヒトの所業だと信じます。耕作地に光を入れ、雑草から守る敷草を作るのがこの下草刈りの役割、河川堤だけでなく、田畑山際においても下草刈りは農作業の基本となる大事な仕事です。これを怠ったために、皆に愛される初夏の女王ササユリも、夏の小悪魔ママコナも絶滅の危機に瀕しているのです。


 

■バックナンバー
■バックナンバー■
  【伝えたい宇治茶】    
  G茶の機能性(カテキン類)について   E碾茶(抹茶原葉)の合組
  F緑茶の機能性(テアニン)   D宇治茶の新たな躍進
      C宇治茶を支えた品種
      B茶園景観のかたち
      A全国茶品評会の開催
      @90年前の宇治茶スイーツ
       
  【やましろ昔話】    
  K炭山の田植地蔵さん   E北稲八間の年越し
  Jお産ぎつね   D送り狼
  Iだんごやすみ   C天狗の手
  H寒がり天狗   B嫁盗り地蔵
  G田辺の送り竹   A紙鯉
  Fころ柿   @踊るきつね
       
  【なつかしの道具とその周辺】    
  K田植えの農具   E千歯扱き ―収穫の農具(1)―
  J麦の収穫   Dサツマイモの収農具
  Iみずぐるま   C水田除草用具の移り変わり(2)
  H唐臼、石臼   B水田除草用具の移り変わり(1)
  G唐 箕 ―収穫の農具(3)―   A祝園の居籠祭に用いられる犂
  F収唐 箕 ―収穫の農具(2)―   @祈りの農具
       
  【やましろ昔話】    
  K風に舞った花嫁衣裳   E夢絃峡
  J夜桜ぎつね   D狛犬の結び糸
  Iお亀さん   C寺田いも
  Hきつねのお礼   Bお姫ヶ池
  Gいたずら天狗   A蛍合戦
  Fお正月飾りと福の神   @雨乞い
       
  【山城地域の絶滅危惧植物を追う】    
  K石持草(イシモチソウ)   E撫子(ナデシコ)
  J猫目草(ネコノメソウ)   D桔梗(キキョウ)
  I猫目草(ネコノメソウ)   C連理草(レンリソウ)
  H寒枯藺(カンガレイ)   B狸藻(タヌキモ)
  G藤袴(フジバカマ)   A未草(ヒツジグサ)
  F女郎花(オミナエシ)   @翁草(オキナグサ)
       
  【再光の大地】    
  K炎の稲屋妻   E忍び
  J終焉   D三番星 苦悩と楽土に直面す
  I鎮圧軍総司令官「伊勢貞宗」   C教育は天王畑の神主から
  H三六星 宇治平等院にて集う   B二番星、椿井新城より去る
  G新風が運ぶ自断権   A三十六星
  F酒星   @県祭りと山城国一揆
       
  【南山城文学散歩】    
  K木津川のうた   E旧都と歌枕の地 瓶原
  J上田三四二と青谷   D笠置山と文学
  I文人憧れの地 月ヶ瀬梅渓   C五里五里の里 城陽
  H青谷梅林の歴史と詩歌   B古典文学の宝庫井手(2)
  G古歌の名所 狛と祝園   A古典文学の宝庫井手(1)
  F現代の桃源郷 南山城村   @木津川と泉橋
       
  【風土記】    
  I母なる川 木津川   D小野小町伝説と井手
  H二宮忠八と飛行神社   C富本銭と和同開珎
  Gほとけになった悪次郎   B恋志谷神社と恋路橋
  F安積親王墓と大伴家持   A明暗を分けた家康と梅雪
  Eかぐや姫と宇治   @市坂の念仏石
       
  【南山城 歴史のなかのひとびと】    
  K和束で出会った『生活のうた』   E水度神社のおかげ踊図絵馬
  J南山城村に伝わる折りの行事   D高神社と多賀郷の人びと
  I絵馬に描かれた近世の木津浜   C正覚寺洪水供養石仏
  H平等院と山城国一揆   B狛と平尾の精霊踊
  G農作を折る居籠(いごもり)祭り   A泉橋寺の地蔵石仏
  F相楽郡立濃学校の創立   @平野の勧心猿楽

Copyright(C) 2006- JA Kyoto Yamashiro.All Rights Reserved.