木津川市の鹿背山柿出荷組合は、12月、樹上で熟成させた「特選富有柿」を共撰出荷しました。
　「特選富有柿」は９月上旬に傷や病気が無く形の良い実を選んで袋を掛け、12月まで樹上で熟成させたものです。通常より糖度が２度以上高い18度以上と強い甘みを持ちます。３Ｌ、２Ｌサイズのものが多く、品質も上々でした。
　毎年、お歳暮などの贈答用に需要があり、関西以外に関東などからも注文が入ります。同組合の平岡繁雄組合長は、「一度贈答用を食べた方がもう一度自分で注文してくれるなど、リピーターの方も多いです」と話していました。

　精華町支店は、12月15日、同支店農産物直売所運営委員会の会員を対象に、農薬使用記録簿研修会を開きました。
　同運営委員会の太田廣之会長は、「研修会を１度受講したらＯＫというものではない。今後も継続的に研修会を開き、消費者に信頼される取り組みに力を入れていく」と今後も安全・安心な農産物などの生産・販売に意気込みを見せていました。